ネットショップの配送業者とコスト

配送料はECコストの比較的大きな部分を占めています。
基本的にはショップと配送業者の契約条件をあらかじめ価格表として定めておき、出荷時のサイズと配送地の組み合わせでコストが決まります。

梱包・配送を代行業者に委託する場合にも、配送業者との価格設定・契約はショップと配送業者間で締結します。
成長途中のネットショップの場合、他のショップと比べて特に有利な条件で契約できるということはないと考えるべきです。

配送料は変わりうるものとして考える

配送料について注意しておくべき点は、近年ニュースでも報じられているとおり、宅配サービスの運営が困難になってきている、ということです。

とくに年末など通販需要が集中する時期には配送トラブルの例も目立ってきています。
そのため、宅配の配送料については今後コスト水準が上がる可能性を視野に入れておくことが重要です。

価格変動がある程度以上になるのであれば、最終的には配送コストは買い手負担としないと、ショップ運営を維持できなくなりかねません。

パッキングの良し悪しでコストが変わる

配送単価については、EC事業者でコントロールできる余地はあまりありません。

配送コストの削減についてネットショップ側でとれる手としては、梱包時のパッキングレイアウトを工夫して、60サイズ・80サイズなどのサイズ区分にしたがった箱で出荷することです。

物流拠点の再考も起こりうる

現在の通販ビジネスは福岡に拠点を置く企業も多くありますが、これは全国の配送コストがある程度均一であることを前提としています。

ただし現実のコストは配送距離の影響を受けるため、トータルの配送コストを下げるためには消費地に近い立地に物流拠点を持つことが必要になる展開も考えられます。

多くの企業では配送シェアは人口分布に従うため、Mr.ロジでは「東京50km圏」に立地している倉庫業者へのアウトソーシングを推奨しています。

配送コストは今まさに動いている課題と言えますが、自然な市場競争が進んでいけば、「物流の要衝地がもっとも効率的」という結論になる可能性が高いと言えます。