月間5,000個からの物流アウトソーシング

Mr.LOGIは、主にネット通販、EC通販事業者様を対象として、月間5,000個程度のシンプルな発送代行、物流アウトソーシングを行うための最適な倉庫マッチングの仕組みを提供しております。
5,000個を超える、より本格的な物流アウトソーシング先の選定についても、Mr.LOGI運用会社である株式会社eグローバルが、ネット通販、EC通販事業者様の立場にたって、当社のネットワークをフルに活用し、中立的で客観的な立場から、提案をいたします。

1.物流アウトソーシングのメリット、デメリット

月間5,000個を超えてくると、平日25日稼働する場合、一日あたり200個の受注、ピッキング、梱包、発送作業が必要になってきます。また、そもそも機会損失のないように、それにあわせた在庫管理ももちろんこれまで以上に必要になってきます。
しかしながら、200個という数字は、思った以上にハードルの高い数字です。特に自社で内製化しているお客様の場合には、雇用されている人員の人件費はもちろんのこと、資材や配送料金等、見えていない部分も含めても相当なコストがかかっていることに驚かれる方も多いのが実情です。
主に、内製化する場合と比べて、物流アウトソーシングをする場合の主なメリットとデメリットをお伝えします。

メリット

1)商機を逃さない

ネット通販にとって一番重要なのは、予想される需要の盛り上がりを確実に刈り取り成長していくことです。しかし、オペレーション(特に受注から配送までのプロセス)の問題で、その商機を逃してしまうことも現実には起こっており、これが続くと、いつまでたっても現状維持ということもあり得ます。
具体的な例を説明しましょう。例えば、自社で行っていた場合には、当然ながら自社で労働力を確保しなければなりません。しかし、そもそも、人は機械と異なり、パフォーマンスが一定とは限りません。病欠で想定したシフトが足りなくなり、緊急で労働力を雇用する必要や、最悪な場合には、納品できないために受注がキャンセルになることもあります。
あるいは、セールやイベントによって、想定以上の受注があり、刈り取りができないこともあります。
しかし、物流アウトソーシングをした場合、一般的にシフト調整と労働力の確保は、受注先の役割なので安心です。また受注先となる物流アウトソーシング事業者は、通常、貴社の荷物のみならず、他社の多くの荷物を扱うために、全体的に波動を最適化するノウハウをもっているものです。異なる商材カテゴリーや荷主の受注の波動をうまく組み合わせたり、いざというときは、近隣の倉庫に応援を依頼したり、たくさんの登録パート、アルバイトの方に直前に追加での出勤依頼をしたりすることも可能な企業もあります。
ネット通販事業においては、物流アウトソーシングをうまく活用することで、自社のコア業務である「売ること」に集中し、商機をつかみ、成長につなげるというメリットがあるのです。

2)費用が変動費化する

ネット通販事業の収益構造の中で、約10~15%を締める物流費。物流にかかる費用を、こうしたベンチマークの水準にコントロールしていくことが重要です。
自社で物流を行う場合、変動費として見えるのは、せいぜい資材費と宅配事業者に支払う配送費用くらいで、残る費用(事務所の経費や人件費)は、そもそも固定費であり、他の業務とシェアされていて明確にとらえるのは難しいのではないでしょうか。最悪のケースでは、店長や社長、その奥様までが自ら応援に入らざるを得ない状況となっていて、コア業務である販促と仕入れに時間を使えなくなっていることもあります。
しかし、物流アウトソーシングした場合、条件にもよりますが、多くの項目が件数や個数に比例する変動費として提示されることになります。
そのため、物流アウトソーシングを活用することで、物流費の大部分を変動費化し、収益を読みやすくするメリットがあります。

3)流通加工も依頼できる

ネット通販事業者のニーズに応じて、物流アウトソーシングのサービス内容も多様化してきております。例えば、ギフト注文に対するのしやラッピングのような加工、カタログや販促物の同梱、アパレル通販では、裾上げ加工、商品そのものの写真撮影や採寸、ネットショップへの商品登録の原稿作成(いわゆる「ささげ」業務。)といった業務まで対応しています。こうした業務は、もはや自社では対応しづらい専門的な業務内容であり、物流アウトソーシングだからこそできる付加価値の高い業務といえます。

デメリットと注意点

1)物流アウトソーシング先の計数管理

ネット通販にとって、在庫管理が重要なポイントになります。物流アウトソーシングをすると、物流業務そのものは自社から委託先に移り、手間は減りますが、荷物が目の間になくなるため、在庫の状況を把握するための計数管理が重要となります。
在庫の状況を把握するためには、自社が依頼した入荷や出荷の数量を記録しておくとともに、委託先である倉庫事業者からは入荷や出荷の実績を日次ないしリアルタイムでレポートしてもらい、差異があれば原因をすぐに明確にし、日々、在庫管理をきっちり行っていくべきでしょう。さらに、5,000個を超えてくる大規模な物流業務では必ず一定確率のもと、計数に差異がでることになりますので、決算時の棚卸はもちろんですが、それ以外に最低でも年1回ないし四半期に一度は、棚卸の実施をスケジュール化しておくことが望ましいといえます。
一定規模以上の物流アウトソーシング事業者は、倉庫管理のためのシステムを導入し、入荷、出荷、在庫点数を記録しておりますので、5,000個を超えてくると、そうしたシステムの活用が望ましいでしょう。

2)KPI設定とモニタリング

物流アウトソーシングは、その業務の大部分を事業者に委託しますが、丸投げというわけにはいきません。
サービスレベルの目標水準の数値をKPI(Key Performance Indicator/主要業績指標)として定め、日々その水準に向けてのモニタリングをし、必要に応じて改善要望を行っていくことが必要になります。
いろいろな指標があると思いますが、ネット通販にとっての物流は、消費者からの評価として極めて重要なプロセスですので、消費者視点での指標がもっとも重要なものでしょう。具体的には、注文から配送までのリードタイムや、受注の間違い、商品の破損のような事故率をお互いに共有しあって、改善に向けて取り組んでいくことが求められます。